ツインリンクもてぎ Round9


 2009 AUTOBACS SUPER GT 第9戦 MOTEGI GT250km RACE
 公式予選 2009年11月7日(土)
 決  勝 2009年11月8日(日)

ツインリンクもてぎ Round9 Practice


チャンピオン争いは6台、頂点に立つのはどのマシンか!

<< フリー走行 >>
■ フリー走行 9時55分〜11時40分(混走)
天候:晴  路面状況:ドライ  気温:15度  路面温度:21度


少し寒い秋晴れの中、1年を締めくくる最終戦のフリー走行が始まった。
スタートは片岡選手、まずは3LAP目に1分56秒934を記録しトップタイムを記録した。

その後はセットアップに専念し、56秒台をコンスタントに記録するも順位は8番手となる。19LAP目に暫定9番手となり、織戸選手に交代し、セッティングの確認に出る。

今年のレースは2日間で全てが終る。そのため、車を持ち込んできたセッティングがどれだけ合っているかで勝負が決まる。
いつもはきっちり合っている持ち込みセットであったが、今回は少し合っていなかった。
それは、気温と路面、ノーウェイトという前回のデータが生かせないと言うことだった。
しかし、ドライバーのセットアップ能力とメカニックのデータをフル稼働して予選に向けたセッティングを行った。

トップタイムを記録したのは、81号車ダイシンアドバンFerrariで1分55秒955。ウェッズスポーツIS350は9番手となった。午後の予選は良い結果となるであろう。

ツインリンクもてぎ Round9 Qualifying Certifications



■公式予選結果

予選1回目:1位  1分56秒579
ノックダウン予選
予選セッション1:2位  1分55秒662
予選セッション2: 8位  1分55秒682
予選セッション3: 3位  1分54秒926
予選総合: 3位  1分54秒926

■開催日:2009年11月7日

天 候:晴
観客動員数:予選 14,000人
監督:坂東 正敬
■コース:ツインリンクもてぎ
(全長4.801km)
路面コンディション:ドライ
車 名:ウエッズスポーツIS350
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:織戸 学 / 片岡 龍也
チーム:WedsSportRacingTeam with BANDOH

<< 公式予選 >>
■予選1回目 12時50分〜13時35分(混走)
天候:晴  路面状況:ドライ  気温:21度  路面温度:26度


午前中のフリー走行の状態をミーティングし、ギアレシオの変更をした。そのため、19号車ウェッズスポーツIS350は5分遅れで予選をスタートした。

最初のアタックは片岡選手、この時点でトップタイムは81号車ダイシンアドバンFerrariで1分56秒599を記録していた。
4LAP目に1分56秒579を記録、暫定トップとなる。

5LAP目には織戸選手に交代し、アタックに出る。
1LAP目には基準タイムクリアとなったので、ノックダウン予選に向けての調整となった。最後に今回の予選をアタックする片岡選手に変わり、マシンのチェックで予選1回目を終えた。結果は暫定トップとなる。


2番手は81号車ダイシンアドバンFerrari 、3番手は2号車アップル・K-one・紫電となる。
ノックダウン予選に向けて、本来の調子を取り戻してきている。

■予選セッション:1 14:25〜14:35
天候:晴  路面状況:ドライ  気温:21度  路面温度:24度


F1と同じノックダウン予選。S1は片岡選手、S2は織戸選手、S3は片岡選手の予定で走る。
各走行時間は10分、アタックラップは4LAPしかない。

S1担当の片岡選手は2LAP目に1分55秒662を記録、暫定2番手となった。
S1終了時点での順位は3番手となり、Q2への進出を果たした。

トップは今回のレースで好調の81号車ダイシンアドバンFerrariとなった。


■予選セッション:2 14:52〜14:59


S2は織戸選手が担当する。3LAP目に1分55秒682を記録した。
暫定3番手となっていたが、各チームS3進出の為、S2予選にかけていた。

19号車ウェッズスポーツIS350は決勝を見据えてのタイヤ選択をしていた為、結果8番手となり、S3への進出を果たした。

トップは81号車ダイシンアドバンFerrariとなった。




■予選セッション:3 14:13〜14:20


トップ10を決める今年最後の予選となる。アタックは片岡選手、もてぎでのGT500レコードホルダーでもある。

1LAP目、1分57秒633を記録し6番手となる。2LAP目には1分54秒926を記録し暫定3番手となる。最後のアタックにポールポジションを賭けたが、クリアラップに恵まれず、今回の予選は3番手となった。

トップはやはり好調の81号車ダイシンアドバンFerrari2番手にはチャンピオン争いをしている43号車ARTA Garaiya 、4番手に7号車M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7となった。


フリー走行からのマシンセットアップから予選3番手まで今年1番忙しい予選となったが、セカンドローからのスタートはチャンピオンに向かう絶好のポジションとなる。
明日のこの時間には勝負は決まっているが、そのときにはチーム関係者は笑って迎える時間となるだろう。



予選 コメント


坂東 正敬
監督:
坂東 正敬
3番手には満足しています。
ターゲットタイムは55秒台と思っていたので、54秒台を出してくれた片岡には感謝です。

マシンは持ち込みの状態と実際のコンディションのイメージが違い、すべてセッティング変更となりましたが、ドライバー、メカニックとセットアップを煮詰めていきました。
81号車のタイムは予想外でしたが、表彰台の真ん中を狙うには絶好のポジションだと思います。

明日に向けてはいつもどおりミス無く、作戦の幅が広いドライバーなのでいつもより短い250kmをどう戦うか、来年に繋がるレースをしたいと思います。

織戸 学
ドライバー:
織戸 学
今日1日を振返って、持ち込みセットが思ったより外れてしまいましたが、それをベースにセットアップを繰り返し、良い状態に持ち込めました。

予選も片岡選手が3番手の位置を決めてくれました。今の時点では予定以上の出来だと思います。明日の決勝が楽しみです。

片岡 龍也
ドライバー:
片岡 龍也
セット変更を午前中のフリー走行からはじめ、織戸選手と共に良い方向に持っていけたと思います。

予選1回目でかなりの手応えを感じていましたし、大幅なセット変更もチームワークの良さでよい方向に向いてきました。

明日の朝にレースシュミレーションを行い決勝に備えたいと思います。
今までのチームワークでいつもどおりの事が出来れば十分にチャンスがあると思うので明日が楽しみです。


予選総合


GT300クラス/予選総合
□公式予選 1回目:2009-11-7|天候:晴|コース:ドライ
□ノックダウン予選:2009-11-7|天候:晴|コース:ドライ
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 Qualify#2 Tire WH
181ダイシン アドバン Ferraris青木 孝行
藤井 誠暢

1'56.599
1'53.915YH
243ARTA Garaiyas新田 守男
高木 真一

1'58.553

1'54.678
MI
319ウェッズスポーツIS350s織戸 学
片岡 龍也

1'56.579

1'54.926
YH
47M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7s谷口 信輝
折目 遼

1'56.961
1'55.001YH
574COROLLA Axio apr GTs井口 卓人
国本 雄資
1'58.820
1'55.088
MI
688triple a ガイヤルド RG-3松田 秀士
坂本 祐也

1'57.148

1'55.090
YH
746エスロード MOLA Zs星野 一樹
柳田 真孝

1'58.247
1'55.410YH
811JIMGAINER ADVAN F430田中 哲也
平中 克幸

1'57.258

1'55.454
YH
987giraffa ガイヤルド RG-3井入 宏之
和田 久

1'57.555

1'55.649
YH
1026UP START タイサンポルシェs黒澤 治樹
阿部 翼

1'57.135
1'56.022YH16
112アップル・K-one・紫電s加藤 寛規
吉本 大樹

1'56.850
1'56.248YH
1231avex apr COROLLA Axios坂本 雄也
峰尾 恭輔
1'58.591
1'56.323
YH
1366triple a ムルシェ RG-1山西 康司
余郷 敦
1'58.2401'56.560YH
145マッハGOGOGO車検320Rマッハ号玉中 哲二
赤鮫 オヤジ
1'57.652
1'57.122
YH
1552KUMHO TIRE  SHIFT  IS350佐々木 孝太
関口 雄飛
1'58.411
1'57.522
KH
16112石松 with ARKTECH GT3大井 貴之
澤 圭太
1'58.8841'57.694KH
1755J-TRUST F-PRO おうとキット ポルシェ山岸 大
小泉 洋史
2'00.524
1'57.989
YH
1810JIMGAINER ADVAN F360植田 正幸
川口 正敬

1'59.878

1'58.496
YH
19808初音ミク Studie GLAD BMW Z4番場 琢
田ヶ原 章蔵
1'57.737
1'58.885
YH1
204BOMEX LIAN BOXSTERイゴール・スシュコ
伊藤 善博
1'59.2841'59.190YH
21666FieLDS BOMEX 320R周防 彰悟
山下 潤一郎

2'01.923
1'59.792KH
2262R&D SPORT LEGACY B4s山野 哲也
密山 祥吾
2'00.5292'00.512YH
GT300 以上予選通過

 
■GT 500 CLASS/予選総合
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 Qualify#2 Tire WH
18ARTA NSXsラルフ・ファーマン
伊沢 拓也

1'46.916
1'44.390BS
236PETRONAS TOM'S SC430s脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー

1'46.688

1'44.400
BS
36ENEOS SC430s伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム

1'46.969
1'44.712BS
438ZENT CERUMO SC430s立川 祐路
リチャード・ライアン
1'47.0071'44.781BS
51MOTUL AUTECH GT-Rs本山 哲
ブノワ・トレルイエ

1'47.628
1'45.028BS
618ROCKSTAR 童夢 NSXs道上 龍
小暮 卓史

1'47.388

1'45.116
BS
73HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rロニー・クインタレッリ
安田 裕信
1'49.8111'45.316MI
839DUNLOP SARD SC430アンドレ・クート
平手 晃平
1'48.408
1'46.091
DL
917KEIHIN NSX金石 年弘
塚越 広大

1'47.216
1'45.513BS
1012IMPUL カルソニック GT-Rs松田 次生
セバスチャン・フィリップ
1'47.833
1'45.548
BS
11100RAYBRIG NSXs井出 有治
細川 慎弥
1'47.707
1'45.617
BS
1224HIS ADVAN KONDO GT-RsJ.P・デ・オリベイラ
荒 聖治
1'48.850
1'45.687
YH
1332EPSON NSXsロイック・デュバル
中山 友貴
1'48.9801'46.087DL
GT500 以上予選通過

35KRAFT SC430s石浦 宏明
#大嶋 和也
1'46.957
BS

公式予選2回目のノックダウン方式予選により順位を決定

タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

#付のドライバーは通過基準タイム不足

車名の後ろのS:シード権車両=シード権車両は、全ての参加条件が満たされている限り決勝レースへの出場が保証される。


No.35の第2ドライバーは基準タイム未達成のため決勝日 朝のフリー走行により、決勝出走及び、グリッドの判断を行う。