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Round.7 AUTOPOLIS RACE REPORT


2015 AUTO BACS SUPER GT [SUPER GT IN KYUSHU 300Km]

1144953 1 2x 1144953 2 2x 1144953 3 2x 1144953 4 2x 1144953 5 2x 1144953 6 2x 1144953 7 2x 1144953 8 2x 1144953 9 2x 1144953 10 2x 1144953 11 2x 1144953 12 2x
  • 1144953 1 2x
  • 1144953 2 2x
  • 1144953 3 2x
  • 1144953 4 2x
  • 1144953 5 2x
  • 1144953 6 2x
  • 1144953 7 2x
  • 1144953 8 2x
  • 1144953 9 2x
  • 1144953 10 2x
  • 1144953 11 2x
  • 1144953 12 2x

■開催日:2015年10月31日〜 11月01日
■コース:オートポリス(全長4.674km)
■天候:<予選> 晴 <決勝> 曇のち雨
■路面コンディション:<予選>ドライ <決勝>ドライ
■チーム:LEXUS TEAM WedsSport BANDOH
■車名:WedsSport ADVAN RC F
■ドライバー:脇阪 寿一 / 関口 雄飛
■監督:坂東 正敬
■観客動員数:予選 11,340人/ 決勝 22,680人


SUPER GT 第7戦が大分県のオートポリスで開催された。残り2戦となった今大会は今まで積んでいたウエイトが半分になり、各チーム、足枷を半減しポイント争いも熾烈を極めてくる。


LEXUS TEAM WedsSport BANDOHは、これまでの戦いで、厳しいながらも全戦でポイントをゲットし着実なレースを展開してきた。
今回、予選ではQ2まで進み、6番手グリッドを獲得。決勝では9位でフィニッシュしポイントを積み重ねた。


予選 [SUPER GT IN KYUSHU 300Km]

◆10月31日(土)【予選6位】

□ 天候:晴 | コース:ドライ


好天に恵まれたオートポリスで、公式予選が行なわれた。19号車は事前のテストで良い感触を得ていた為、このオートポリスはとても楽しみに迎える事が出来た。


しかし、テスト日よりも気温も低く、全く読めない状況の中、朝のフリー走行が始まった。
持ち込みタイヤを2セット使ったが路面温度が低く、14位と出遅れた感じの走行であった19号車WedsSport ADVAN RC F。
予選前、徐々に気温が上がり、テスト日よりか路面温度は低かったが想定内の温度になって19号車の予選は期待できるコンディションとなった。
午前のフリー走行のムードを一新するような関口選手の走りでQ1は4位で通過。


300クラスのQ1が終わり、その5分後500クラスのQ1が始まった。
いつものように予選が始まっても息を潜め、実況放送だけが流れる光景はシリーズ終盤に来ても変わらない。
そして、4分後、関口選手がコースイン。先にコースに出ていた4台のライバル達のタイムを追うように1ラップごとにタイムを縮めるが、コントロールラインを通過するたびにランキングはクルクルと入れ替わり、Q1残り時間が僅かとなった3ラップ目、1分33秒488のタイムで3位に躍り出る。
しかし、終了間際に同じADVANユーザーの24号車がトップタイムを更新し、19号車WedsSport ADVAN RC Fは4位へ後退するが、見事Q2への切符を手にし、脇阪選手へとたすきをつないだ。


1たすきを受け取った脇阪選手はQ2が始まった4分後にコースへ。Q1を勝ちぬいた精鋭8台のマシンがいよいよ明日のグリッドをかけてアタックを開始。
Q2アタッカーの脇阪選手が操る19号車WedsSport ADVAN RC Fは3ラップ目に7位にランキングするが、4ラップ目にはタイムを更新、1分33秒883のタイムで6位に浮上。わずか5分の間に決着が付き、明日のグリッドは、6番手グリッドを獲得。
Q1ではトップから13位までがレコードタイムを更新する戦いとなり、Q2ではトップタイムが驚異の1分32秒台を記録し、SUPER GT 500クラスのレベルの高さがうかがえる予選となった。


トップは、12号車カルソニック IMPUL GT-R、2位38号車ZENT CERUMO RC F、3位 1号車MOTUL AUTECH GT-Rとなった。


予選順位

10月31日(日) 14:00〜
天気:晴|路面:ドライ|気温:8度|路温:13度

Po No Machine Driver
Q1 Q2 Tire WH
1 12
S
カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
安田 裕信
J.P.デ・オリベイラ
R1'33.367


R1'32.835
BS 51
2 38
S
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F / RI4AG
立川 祐路
石浦 宏明

R1'33.817
R1'33.000

BS 45
3 1
S
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
R1'34.041


R1'33.181
MI 44
4 24
S
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
佐々木 大樹
ミハエル・クルム
R1'33.176


R1'33.564
YH 31
5 64
S
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット

R1'33.937
R1'33.644

DL 3
6 19
S
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F / RI4AG
脇阪 寿一
関口 雄飛

R1'33.488
R1'33.883

YH 24
7 36
S
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
R1'33.788


R1'33.937
BS 43
8 17
S
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
塚越 広大
武藤 英紀
R1'33.332


R1'34.033
BS 25
9 6
S
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F / RI4AG
大嶋 和也
国本 雄資
R1'34.105



BS 27
10 46
S
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
本山 哲
柳田 真孝

R1'34.288


MI 45
11 100
S
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
山本 尚貴
伊沢 拓也
R1'34.291



BS 49
12 15
ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
小暮 卓史
オリバー・ターベイ
R1'34.425



BS 18
13 8
S
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
松浦 孝亮
野尻 智紀
R1'34.440



BS 10
14 39
S
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F / RI4AG
平手 晃平
ヘイキ・コバライネン

1'34.592


BS 18
15 37
S
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
A.カルダレッリ
平川 亮
1'34.812



BS 36
GT500 以上予選通過


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

車名の後ろのS:シード権車両=シード権車両は、全ての参加条件が満たされている限り決勝レースへの出場が保証される。


Q1: Start Time 13:50'00 Finish Time 14:05'00
Q2: Start Time 14:35'00 Finish Time 14:47'00

R:コースレコード(従来のレコード 1'34.523)

決勝 [SUPER GT IN KYUSHU 300Km]

■11月01日(日)決勝 【9位】

天候:曇のち雨 | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始:13度/17度>終盤:13度/16度


決勝日は朝から雲がサーキットを覆い、雨が心配な幕開けとなった。もはや恒例になった1ラップの警察車両先頭でのパレードラップからフォーメーションラップへ入り、スタートが切られた。


スターティングドライバーは関口選手。スタート直後の1コーナーで前の64号車をパスして5番手にポジションを上げ、前の24号車に追走する。
序盤は4位争いが10台ほどの団子状態になるが、次第に24号車、19号車、36号車の3台の争いへ。6ラップ目には36号車にパスされて6位に落とすが、7位以下を引き離した19号車WedsSport ADVAN RCFを操る関口選手は12ラップ目には前の24号車を第2ヘアピンでパスして5位に上がると、前の36号車の追撃を開始し、12ラップ目には14秒有った差を10秒差まで縮める走りを見せる。


そして心配していた雨がついにぱらぱらと落ち始めたのは18ラップ目を過ぎたころ。次第に雨脚は強くなるが、コースを濡らすほどではなく、小康状態が続く。
こうなると雨が強くなるタイミングとピットのタイミングがレースの勝敗を分ける気配が漂い始めたが、レースが中盤に差し掛かった30ラップ目を超えたころにはまだ雨足は弱く、全車、遅めのピットインでドライタイヤでピット作業を終えた。


19号車WedsSport ADVAN RCFは、38ラップ目に関口選手から6位で脇阪選手が戦列に復帰。そして42ラップ目には5位へ。
その後、ライバルの追い上げが厳しく7位にまでドロップアウトするものの、レース終盤の61ラップ目には6位へポジションを回復しレースを展開するが、いよいよ雨脚が強くなりはじめたファイナルラップを迎えた65ラップ目、辛くも濡れた路面に脚を取られた19号車WedsSport ADVAN RCFは300クラスのマシンと1コーナーで接触してしまいコースアウト。
しかし10位以下のライバル達をラップしていたため、9位に踏みとどまり、全戦でポイントをゲットし第7戦の幕を閉じた。


優勝は、1号車 MOTUL AUTECH GT-R、2位12号車カルソニック IMPUL GT-R、3位KEIHIN NSX CINCEPT-GTと言う結果に。


決勝後のコメント


脇阪 寿一選手

レース全体を通して非常に難しいコンディションでの戦いとなりました。
関口選手がスタートしてすぐにブレーキでタイヤにダメージを負ってしまったのですが、その中でも素晴らしい走りを見せてくれました。その後雨が降ってきたので、天候の推移を伺うためにピット作業をできるだけ引っ張りました。
38周終了時点で僕に代わった後は小雨の影響、そして途中からタイヤのピックアップも始まってしまい、かなりドライビングに気を使う必要がありました。
そのピックアップの影響のため走行ラインが乱れた弾みで濡れた縁石に乗ってしまいスピンを喫したのは不運でしたが、大事には至らずすぐにコース復帰できたのは不幸中の幸いでした。
その後の15号車・46号車との6番手争いはかなりタフなバトルを強いられましたね。後続の46号車を抑えつつ15号車をかわすべくチャンスを伺っていましたが、15号車がGT300の車両に詰まった瞬間にオーバーテイクし6番手浮上、さらに上を目指して追撃態勢に入りたかったのですが、ピックアップもありペースもなかなか上がらず、逆に終盤46号車に肉薄されてしまいました。
そのバトルの最中、ファイナルラップの1コーナーで勝負を賭けてきた46号車の猛追に遭い、結果的にコースアウトしてしまった事は痛恨の極みです。
そのままグラベルでストップしてしまったため、チェッカーを受ける事は出来ませんでしたが、9位完走扱いとなり開幕戦から続く連続ポイント獲得を達成できたのが何よりでした。

今回のレースは、優勝は難しかったとしても5位か6位には入れていたはずのレースでしたので、自分のミスで9位という結果になってしまった事が悔しいですし、反省しています。
ただ、自分が嫌いとする小雨の中でもドライタイヤで攻めの走りができたこともまた事実と前向きに捉えています。

最終戦では今シーズンの集大成としてさらに攻めたレースをし、そしてシーズンベストとなるリザルトを掴み取りたいと思っていますので、引き続きご声援の程、宜しくお願い致します。


関口 雄飛選手

スタートはうまくいったのですが、思っていたより走り出しからアンダーステアが強く、序盤は苦しい展開になってしまいました。
幸い雨が降ってきて滑りやすくなったので、逆にコントロールしやすくなり、ペースもまずまずで前のマシンに追いつき始めました。GT300のマシンをタイムロスなく抜くことに集中しながら前を目指しました。
レース結果は残念でしたが、チームとしてベストを尽くして戦ったことですし、ポイントも加算できました。次の最終戦では、今年の集大成となるような勝利を狙います。


坂東 正敬監督

なかなか難しいレースでした。予選結果は6位でしたが、かなり手ごたえがあったので決勝は他車が少しずつタイムが落ちてくるのかな?と思って勝利を願っていました。
関口の1周目も結果的には良かったですが、タイヤにも負担をかけてしまったのでもっと本来はペースが良かったと思っています。
終盤は残念な結果で終わってしまいましたがこれもレースだと思って、気持ちを切り替えて茂木に望みたいと思います。

横浜ゴムさんとの開発及びテスト内容、結果、すべて良い方向に一緒に仕事が出来ていますので横浜ゴムさんに早く結果で貢献できるように頑張ります。
幸い連続ポイントは続いていますが、次の茂木ではすべて次に繋がるような結果を出せるようにチーム一丸となって望みますので応援宜しくお願いします。
2015最後のレース表彰台の頂点を獲りに行きます。


決勝順位

11月01日(日) 14:00〜(65Lap)
天気: 曇のち雨|路面:ドライ|気温:13℃|路温:17℃

Po No Machine Driver
Time&Diff Laps BestLap Tire WH
1 1 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
65 1'36.295 1:50'42.495 MI 44
2 12 カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
安田 裕信
J.P.デ・オリベイラ
65 1'35.246 0.348 BS 51
3 17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
塚越 広大
武藤 英紀
65 1'37.114 14.056 BS 25
4 38 ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F / RI4AG
立川 祐路
石浦 宏明
65 1'35.816 16.235 BS 45
5 36 PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
65 1'37.181 31.049 BS 43
6 46 S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
本山 哲
柳田 真孝
65 1'37.456 41.666 MI 45
7 15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
小暮 卓史
オリバー・ターベイ
65 1'37.444 49.280 BS 18
8 6 ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F / RI4AG
大嶋 和也
国本 雄資
65 1'36.386 55.011 BS 27
9 19 WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F / RI4AG
脇阪 寿一
関口 雄飛
64 1'36.892 1Lap YH 24
10 64 Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
64 1'36.855 1Lap DL 3
11 100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
山本 尚貴
伊沢 拓也
64 1'36.829 1Lap BS 49
12 37 KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
A.カルダレッリ
平川 亮
64 1'37.839 1Lap BS 36
13 39 DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F / RI4AG
平手 晃平
ヘイキ・コバライネン
64 1'37.914 1Lap BS 18
14 8 ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
松浦 孝亮
野尻 智紀
62 1'37.833 3Laps BS 10
15 24 D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
佐々木 大樹
ミハエル・クルム
46 1'36.838 19Laps YH 31
GT500 規定周回数:45


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

開始時刻 : 14:07'43 終了時刻 : 15:58'25.495

出走台数:15台/完走台数:15台


決勝ベストラップ: 1'35.246 No.12 カルソニック IMPUL GT-R/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

No.37(平川 亮) No.87への危険行為に対し、黒白旗を提示した。

No.19(脇阪 寿一) No.48への接触行為に対し、黒白旗を提示した。

No.39(平手 晃平) 2015 SUPER GT Sporting Regulations 第27条1.(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

No.36 2015 SUPER GT Sporting Regulations 第30条5.ピット作業 違反により、訓戒とする。