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〜 2009

 

Round.2 FUJI RACE REPORT


2019 AUTO BACS SUPER GT [FUJI GT 500km RACE]

1144953 1 2x 1144953 2 2x 1144953 3 2x 1144953 4 2x 1144953 5 2x 1144953 6 2x 1144953 7 2x 1144953 8 2x 1144953 9 2x 1144953 10 2x 1144953 10 2x 1144953 10 2x
  • 1144953 1 2x
  • 1144953 2 2x
  • 1144953 3 2x
  • 1144953 4 2x
  • 1144953 5 2x
  • 1144953 6 2x
  • 1144953 7 2x
  • 1144953 8 2x
  • 1144953 9 2x
  • 1144953 10 2x
  • 1144953 11 2x
  • 1144953 12 2x

■開催日:2019年 5月 3日〜 5月 4日
■コース:富士スピードウェイ(全長4.563km)
■天候:<予選> 晴 <決勝> 雨のち曇
■路面コンディション:<予選>ドライ <決勝>ドライ
■チーム:LEXUS TEAM WedsSport BANDOH
■車名:WedsSport ADVAN LC500
■ドライバー:国本 雄資/ 坪井 翔
■監督:坂東 正敬
■観客動員数:予選 35,800人/ 決勝 56,000人


悔しい結果となった第二戦


SUPER GT 第2戦が富士スピードウェイで開催された。
毎年シーズン最多の集客数となる第2戦が富士スピードウェイにて行われました。 穏やかな天気だった予選とは変わり、スタート直前に雨が降るなど、難しいコンディションの中レースが行われました。 苦しい展開の中、完走することはできましたが、チーム本来の目標とは大きくことなる悔しいレースとなりました。


予選 [FUJI GT 500km RACE]

■ 5月 3日(金)予選 【14位/1分28秒838】

天候:晴 | コース:ドライ | 気温 22℃ | 路面温度 36℃


大波乱の第一戦から3週間。晴天に恵まれた富士スピードウェイで開催される第二戦FUJI GT 500km RACE。
午前中の練習走行では13位とトップから1秒遅れとなるが、予選はトヨタ地元の富士にてポールポジションを目指し爆走していく。


Q1アタッカーは坪井選手。15分の予選時間は、いつもの通り、予選開始後はどこも車をコースに出さずサーキットは静かなまま。残り10分を過ぎたあたりでトップを切って19号車がコースに出て行った。のこり8分ぐらいで各車がコースイン。タイヤを暖めながら各車アタックを開始し、残り2分頃から1分28秒前後を出す中、19号車は予選時間を一杯に使い、最終ラップに1:28.838を出すものの、14位にて、Q1敗退となりました。Q1の結果は、3-37-38-17-23の順。


予選結果は、Q2にてメーカー三つ巴の中で、残り1分を切って4台がコースレコードを出す中、23号車が唯一の26秒台となる1:26.871を出しポールポジションを獲得。以下、37-12-16-39となりました(レース後、4輪脱輪の為、タイム抹消車両が出たため順位が変動)。
明日の予報は夕方にかけて崩れるとのことで500kmの長丁場と相まって混戦が予想される中、19号車は表彰台の頂点へ爆走していきます。


予選後の監督・ドライバーコメント


国本 雄資選手

予選は14番手でした。もう少し上が狙えると思ったのですが上位のソフトタイヤ装着車輌とのタイム差は想定よりありました。
決勝向きのタイヤだと思うので1つでも上にいけるように頑張ります。


坪井 翔選手

悔しい結果でした。
決勝向きのタイヤを選択しました。
500kmの長いレースを組み立てる為には予選は苦しいのはわかっていました。
最後まで諦めずプッシュすれば結果はついてくると思うので最後まで諦めずチーム一丸となって戦います。応援宜しくお願いします。


坂東 正敬監督


ちょっと僕が選択したタイヤが決勝向きだったので坪井選手には辛い状況を与えてしましました。
ただし、決勝重視で選んだタイヤなので決勝は心配していません。
明日が心配ですが暑い中でレースをしたいです。
戦略が重要だと思うのでチーム一丸となって頑張ります。



予選順位

5月 3日(金) 14:50〜
天気: 晴|路面:ドライ

Po No Machine Driver
Q1 Q2 Tire WH
1 23
S
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
1'27.987


1'26.871 R
MI 17
2 37
S
KeePer TOM'S LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
平川 亮
ニック・キャシディ
1'27.499


1'27.105 R
BS
3 12
S
カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
佐々木 大樹
ジェームス・ロシター

1'28.156
1'27.289 R

BS 11
4 16
S
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT / HR-417E
武藤 英紀
中嶋 大祐
1'28.271


1'27.402
YH 4
5 39
S
DENSO KOBELCO SARD LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
ヘイキ・コバライネン
中山 雄一

1'28.190
1'27.673

BS
6 17
S
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT / HR-417E
塚越 広大
ベルトラン・バゲット
1'27.888


1'27.690
BS
7 38
S
ZENT CERUMO LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
立川 祐路
石浦 宏明

1'27.740
1'27.756

BS 3
8 3
S
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
平手 晃平
フレデリック・マコヴィッキィ
1'27.492


1'27.765
MI 8
9 6
S
WAKO'S 4CR LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
大嶋 和也
山下 健太
1'28.308



BS
10 8
S
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT / HR-417E
野尻 智紀
伊沢 拓也
1'28.351



BS 20
11 36
S
au TOM'S LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
関口 雄飛
宮田 莉朋
1'28.457



BS 2
12 1
S
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT / HR-417E
山本 尚貴
ジェンソン・バトン
1'28.486



BS
13 24
S
リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
高星 明誠
ヤン・マーデンボロー

1'28.714


YH 6
14 19
S
WedsSport ADVAN LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
国本 雄資
坪井 翔

1'28.838


YH 5
15 64
S
Modulo Epson NSX-GT
Honda NSX-GT / HR-417E
ナレイン・カーティケヤン
牧野 任祐

1'29.309


DL 1
GT500 以上予選通過


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

車名の後ろのS:シード権車両=シード権車両は、全ての参加条件が満たされている限り決勝レースへの出場が保証される。


R:コースレコード(従来のレコード 1'27.366)


Q1 開始時刻: 14:50/終了時刻 : 15:05

Q2 開始時刻: 15:33/終了時刻 : 15:43


Q2 No.3 F.マコヴィッキィ 当該ラップタイム削除(SpR.18.1「走路外走行」)

Q2 No.39 H.コバライネン 当該ラップタイム削除(SpR.18.1「走路外走行」)


決勝 [FUJI GT 500km RACE]

■ 5月 4日(土)決勝【13 位】

天候:雨/曇 | コース:ウエット/ドライ | 気温 18℃ | 路面温度 25℃


昨日の予選とはうって変わって、厚い雲に覆われた富士スピードウェイで開催された、SUPER GT Round.2 FUJI GT 500km RACEの決勝。
予選14位と後方から追い上げる形となった19号車は前を進み、一つでも順位を上げ、表彰台を目指して爆走していく。
天候の悪化が予測された中、2回のピットインおよびドライバー交代が義務付けられた500km、110周先のゴールはどのような風景が見えるか。

スタートドライバーは坪井選手。スタート直前に降り出した雨により、パレードランは中止となり、セーフティカースタートとなり、周回2周後にスタートが切られた。
19号車は3周目のBコーナーで前の1号車をパスして13位。6周目は6号車、そして24号車をパスして11位に。そのまま16号車に肉薄していくが9周目に順位を2つ落としてしまう。
雨はさらに酷くなり、11周目の最終コーナーにて1号車と接触し、14位に落ちてしまった。直後の13周目に、コースコンディション悪化によるセーフティカーが入り、SC先導の周回を重ねる。雨はますます酷くなる。16周目に隊列を整えるためにメインストレートに並べるが、赤旗中断となってしまった。雨を避けるためのカバーを車両に掛け、天候が回復するのをひたすら待つ事に。
天候が回復した15時33分にSC先導による3周の周回の後、SCが外れて、レース再開。19号車は14位のまま周回を重ねていく。21周目に24号車をパスして13位に順位を上げ、22周目に上位の8号車にドライブスルーペナルティが出たため、12位に上がる。
31周目に64号車にパスされて13位に下がるが、36周目に再び12番手に上がる。
38周目にピットインし、スリックタイヤへの交換と国本選手へドライバーチェンジをして暫定15位にてコース復帰。
全車ピットインした45周目には19号車は14位となる。
49周目に37号車がピットインした為、19号車は順位を一つあげ13位へ。54周には12位に。57周目に36号車にパスされ13位、59周目に37号車にパスされ14位に落ちる。61周目に24号車をパスし13位に上がる。63周目に36号車がトラブルでストップし、19号車は12位へ。68周目に64号車にパスされて13位に。
77周目で2度目のピットイン。坪井選手に交代し、暫定13番手でピットアウト。終盤、坪井選手は19号車をゴールに導き、13位にてチェッカーを受けることとなりました。

レースは、ポールの23号車と予選2番手の37号車、予選7番手の38号車の3台がレース序盤からトップ争いを繰り広げ、途中37号車が脱落するも、23号車と38号車による順位を入れ替えての激しいトップ争いが続く中、99周目に2位だった38号車がトップの23号車をパスして1位となると、徐々に引き離しにかかり、110周の長きレースのトップチェッカーを38号車が受けることとなりました。以下23号車、1号車、39号車、17号車となりました。
苦しい戦いとなりましたが、この戦いを糧として、次戦の鈴鹿に向けて爆走していきます。
皆様のご声援、誠にありがとうございました。



決勝後のコメント


国本 雄資選手

僕らにはかなり辛い状況でした。
この結果を踏まえて、鈴鹿で熱い走りを披露しますので今後も応援宜しくお願いします。


坪井 翔選手

苦しいレースになってしまいました。ウェット路面からドライ路面へ変わるとても難しいコンディションの中のレースでした。
正直、結果も内容も悔しいレースでした。得られる物もあったので、腐らず、諦めず、次戦に向けてしっかり準備をしていきたいと思います。
チャンスは必ず来ると思うのでその為にテストをおこなっていきたいと思います。応援ありがとうございました。次戦も応援宜しくお願いします。


坂東 正敬監督

まずはファンの皆様、スポンサーの皆様、応援ありがとうございました。
ドライバー二人には我慢のレースをさせてしまって本当に申し訳ないと思っています。
今回のレースも雨からのスタートで赤旗中断もあり、かなり想定外の出来事ばかりでした。
自分達が想像していたコンディションとは全く違う状況でした。
しかし、この状況中でもチャンピオンチームは強く戦っているので、僕らも強いチームにする為にはまだまだ足りない物が明確になったと思います。
雨が降った後、重い旗を振ってくれた応援隊の皆様のお蔭で何度もパワーをもらいました。
本当に申し訳ありません。
どの状況もテストとは全く変わってしまって、多くの課題しか残りませんでした。
次戦以降強い19号車を見せることが出来るように、テストから切り替えて頑張ります。
応援ありがとうございました。


決勝順位

5月 4日(木) 14:10〜(110Lap)
天気:晴|路面:ドライ|気温:18℃|路温:36℃

Po No Machine Driver
Lap Best Lap Time&Diff Tire WH
1 38 ZENT CERUMO LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
立川 祐路
石浦 宏明
110 1'30.230 3:40'46.358 BS 3
2 23 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
110 1'30.120 19.693 MI 17
3 1 RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT / HR-417E
山本 尚貴
ジェンソン・バトン
110 1'29.709 44.890 BS
4 39 DENSO KOBELCO SARD LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
ヘイキ・コバライネン
中山 雄一
110 1'30.794 45.809 BS
5 17 KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT / HR-417E
塚越 広大
ベルトラン・バゲット
110 1'30.599 46.972 BS
6 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
平手 晃平
フレデリック・マコヴィッキィ
110 1'30.931 1'16.405 MI 8
7 37 KeePer TOM'S LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
平川 亮
ニック・キャシディ
110 1'30.596 1'28.019 BS
8 6 WAKO'S 4CR LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
大嶋 和也
山下 健太
109 1'30.572 1 Lap BS
9 8 ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT / HR-417E
野尻 智紀
伊沢 拓也
109 1'30.355 1 Lap BS 20
10 64 Modulo Epson NSX-GT
Honda NSX-GT / HR-417E
ナレイン・カーティケヤン
牧野 任祐
109 1'30.271 1 Lap DL 1
11 16 MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT / HR-417E
武藤 英紀
中嶋 大祐
109 1'30.870 1 Lap YH 4
12 12 カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
佐々木 大樹
ジェームス・ロシター
108 1'30.834 2 Laps BS 11
13 19 WedsSport ADVAN LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
国本 雄資
坪井 翔
107 1'31.213 3 Laps YH 5
14 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
高星 明誠
ヤン・マーデンボロー
103 1'30.423 7 Laps YH 6
GT500 規定周回数:77
36 au TOM'S LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
関口 雄飛
宮田 莉朋
61 1'30.908 49 Laps BS 2


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)


規定周回数 : 110Laps

開始時刻 : 14:30'00/終了時刻 : 18:10'46

セーフティカー : 1)14:30(スタート) - 14:35(2Laps) 2)14:53(12Laps) - 15:04(15Laps) 3)15:33(15Laps) - 15:42(18Laps)

赤旗 : 15:04(15Laps) - 15:33

出走台数 : 15台/完走台数 : 14台


ファステストラップ : 1'29.709 No.1 RAYBRIG NSX-GT/山本 尚貴

黒白旗提示 No.37 平川亮

No.8 伊沢拓也 ドライブスルー(H項「SC中のスピン,コースアウト」)

No.6 ドライブスルー(SpR.27-1.3「ピット作業違反」)