富士スピードウェイ Round9


 2007 AUTOBACS SUPER GT 第9戦 FUJI GT 300km RACE
 練習走行 2007年11月 2日(金)
 公式予選 2007年11月 3日(土)
 決  勝 2007年11月 4日(日)

富士スピードウェイ Round9 Practice


写真は、別途掲載いたします。

<< フリー走行 >>

11月 2日(金) フリー走行:1回目9:10〜10:35(混走)
             2回目14:00〜15:15(混走)/15:15〜15:30(GT300)
天気:晴れ 気温:14度 路面温度:15度


昨日の雨が残った最終戦富士。19号車ウェッズスポーツセリカは今年で5年目。
セリカ有終の美を飾りたいところだ。また、SUPER GT(JGTC含)は100戦目となるため、多彩なイベントも予定されている。

スタートは飯田選手、インターミディエイトでのスタート。
今回は、パワー重視のセッティングを考えていたので、リストリクターを2UPにし、重量が100kg重くなっていた。
飯田選手の感想は、「ウェイトが重く、あまり早くない」。
インターミディエイトで走行しても、ドライのデータが取れないので、路面が乾くまで待つことになった。
ここまでのトップタイムは33号車ハンコックポルシェで、1分49秒005。開始40分後、固めのドライタイヤに履き替え、
再度スタート。5LAP目に1分44秒706を記録。

7LAP目に関口選手に交代するこの頃には路面も全て乾き、トップタイムも1分43秒898で、7号車RE雨宮ADVAN RX-7が記録した。
残り10分でピットインして、フロントの車高を下げ、再度アタック。1分44秒469を記録し、GT300クラス11位で午前中の
フリー走行を終えた。
GT300クラスのトップは、7号車RE雨宮ADVAN RX-7の1分42秒850だった。

午後からのフリー走行2回目は飯田選手からスタート。
午前中にパワー重視のセッティングだったものを、50kg軽くし、リストリクターも1ランクダウンした。フリー走行開始直後に、雨が降り始めたが、路面が濡れるほどではなく、決勝で使うタイヤテストを行った。
飯田選手のベストタイムは1分44秒368で9位。
この時点でのトップタイムは5号車クムホ プロμ マッハ号 320Rで、1分43秒292だった。

関口選手に交代後、予選セッティングのため、フロントのキャンバーを付けて走行、1分44秒511を記録。タイヤをソフトタイヤに交換後、1分43秒068を記録し、6番手。

午後のトップタイムは26号車ユンケルパワー タイサン ポルシェで、1分42秒311を記録した。フリー走行の総合タイムでは、
19号車ウェッズスポーツセリカは6位だった。
明日の予選では、1分42秒前半がスーパーラップ進出のタイムとなるだろう。

<< GT300 フリー走行結果 >>
1位 26号車 ユンケルパワー タイサン ポルシェ  1分42秒311
2位  5号車 クムホ プロμ マッハ号 320R     1分42秒547
3位  7号車 RE 雨宮 ADVAN RX-7         1分42秒664
6位 19号車 ウェッズスポーツセリカ      1分43秒418

富士スピードウェイ Round9 Qualifying Certifications


■公式予選結果

予選1回目: 5位  1分42秒303
スーパーラップ:10位  タイム抹消(1分42秒892)
予選総合:10位  タイム抹消(1分42秒892)

■開催日:2007年10月13日

天 候:晴
観客動員数:予選 29,300人
監督:坂東正明
■コース:富士スピードウェイ
(全長4.563km)
路面コンディション:ドライ
車 名:ウエッズスポーツセリカ
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:飯田 章/関口 雄飛
チーム:WedsSportRacingTeam with BANDOH

写真は、別途掲載いたします。

<< 公式予選 >>

■1回目 10:10〜10:30(GT300)/10:50〜11:10(混走)
天候:曇  路面状況:ドライ  気温:17度  路面温度:25度


昨日より寒い予選日、関口選手がスタートする。
まずは各チームの様子を伺う。フリー走行で上位のタイムを出したチームも出走せず、様子を見ていた。このときのトップタイムは10号車JIM CENTER DIXCEL ADVAN F360で1分43秒237を記録、最初に42秒台を出したのは、55号車DHG ADVAN FORD GTで1分42秒959記録。開始後10分近くになると各チーム本格的なアタックが始まった。

19号車ウェッズスポーツセリカは3LAP目に1分42秒303を記録し、3番手になるが、その後、41秒台を31号車DOUBLE HEAD apr MR-Sとチャンピオン争いをしている101号車TOY STORY Racing apr MR-S、2号車プリヴェKENZOアセット・紫電が記録し、19号車ウェッズスポーツセリカのGT300占有時間は6位で終了した。しかし、31号車DOUBLE HEAD apr MR-Sが車検不合格のため、繰り上がりで最終順位は5位になった。

後半の混走時間は飯田選手が担当し、スーパーラップのセッティング確認で終わった。
混走時間でタイムアップしたチームはなく、今年3回目のスーパーラップ進出が決まった。

<< GT300予選1回目結果 >>
GT300クラス
1位 46号車 宝山 DUNLOP Z          1分49秒557
2位 13号車 エンドレスアドバン洗剤革命 Z  1分50秒153
3位  2号車 プリヴェKENZOアセット・紫電   1分50秒398
7位 19号車 ウェッズスポーツセリカ    1分50秒661

■2回目 GT300クラス占有14時30分〜14時45分
天候:晴れ  路面状況:ドライ  気温:22度  路面温度:28度


予選2回目GT300占有時間は関口選手のスタート。
スーパーラップ進出の為のセッティングで関口選手が走行し、最終確認を行い、
決勝に使うタイヤの皮むきなどの準備の為の走行となった。

<< GT300予選2回目結果 >>
GT300クラス
1位  2号車 プリヴェKENZOアセット     1分41秒743
2位 101号車 TOY STORY Racing apr MR-S   1分41秒855
3位 43号車 ARTA Garaiya         1分42秒071
5位 19号車 ウェッズスポーツセリカ   1分42秒303

■スーパーラップ GT300クラス15時05分〜
天候:曇り  路面状況:ドライ/ウェット  気温:22度  路面温度:28度


スーパーラップは上位10台のみのポールポジション争いとなる。
走行順は予選1回目の10番手から走行、19号車ウェッズスポーツセリカは6番目のスタート。

アタックドライバーは関口選手、ここまでのトップタイムは5台走行中62号車 WILLCOM ADVAN VEMAC408Rで、1分42秒643。
関口選手の果敢なアタックが始まった。
セクター1はトップタイムに+0.69、セクター2は+0.3。そしてフィニッシュライン通過時のタイムは1分42秒697で2番手のタイムとなった。その後、予選1回目で41秒台を記録した3チームが走行、結果19号車ウェッズスポーツセリカは5番手で予選を
終了した。

しかし、車検のときに右側のフロントタイヤ後方の車高が基準より下がっており、予選タイム抹消となりグリッド降格でスタートは10番手からのスタートとなってしまった。
原因は走行中に縁石をヒットしてしまい、その部分が壊れてしまった為であった。

<< スーパーラップ結果 >>
GT500 クラス
1位 12号車 カルソニック インパル Z 1分33秒022
2位 17号車 REAL NSX         1分33秒671
3位 32号車 EPSON NSX        1分33秒692
 
 GT300クラス
 1位 101号車 TOY STORY Racing apr MR-S  1分41秒068
 2位 43号車 ARTA Garaiya         1分42秒295
 3位  2号車 プリヴェKENZOアセット・紫電 1分42秒403
 10位 19号車 ウェッズスポーツセリカ  タイム抹消(1分42秒892)

予選総合


GT300クラス/予選総合
□1回目:2007-11-03|天候:曇り|コース:ドライ
□スーパーラップ/2回目:2007-11-03|天候:曇|コース:ドライ/ウェット
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 Qualify 2 Tire WH
1101TOY STORY Racing apr MR-SS大嶋 和也
石浦 宏明
1'41.8551'42.068MI40
243ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
1'42.0711'42.295MI55
32プリヴェKENZOアセット・紫電S高橋 一穂
加藤 寛規
1'41.7341'42.403YH70
462WILLCOM ADVAN VEMAC408RS柴原 眞介
黒澤 治樹
1'42.4981'42.643YH65
57RE 雨宮 ADVAN RX-7S井入 宏之
折目 遼
1'42.4791'42.819YH
688アクティオ ムルシェRG-1Sマルコ・アピチェラ
山西 康司
1'42.4141'42.968YH
726ユンケルパワー タイサン ポルシェ
谷口 信輝
ドミニク・ファーンバッハー
1'42.2591'43.035YH20
813エンドレスアドバン洗剤革命 ZS影山 正美
藤井 誠暢
1'42.6451'43.763YH10
933HANKOOK NSC PORSCHE
木下 みつひろ
坂本 祐也
1'42.6191'44.018HK
1019ウェッズスポーツセリカS飯田 章
関口 雄飛

1'42.303タイム抹消YH5
115クムホ プロμ マッハ号 320R
玉中 哲二
竹内 浩典*
1'42.653
KH

+1

1246宝山 DUNLOP ZS佐々木 孝太*
横溝 直輝
1'42.723
DL30
1377クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
山野 哲也
青木 孝行*
1'42.829
DL
14333ADVAN UEMATSU 320R
植松 忠雄
阪口 良平*
1'42.929
YH

+2

1555DHG ADVAN FORD GT
池田 大祐*
番場 琢
1'42.959
YH

+2

164EBBRO 350R
田中 哲也*
山崎 信介
1'43.006
YH
179LEYJUN DUNLOP MT900
OSAMU*
筒井 克彦
1'43.226
DL
1810JIM CENTER DIXCEL ADVAN F360
植田 正幸
安田 裕信*
1'43.237
YH
1987マルホン ムルシェRG-1
桧井 保孝*
余郷 敦
1'43.351
YH
20110GREENTEC KUMHO MAZIORA BOXSTERS黒澤 琢弥
光貞 秀俊*
1'43.566
KH
2147宝山 DUNLOP Z
脇阪 薫一*
密山 祥吾
1'43.795
DL
22118NobelBiocareSpecialOlympicsGT3
宮本 隆士
大井 貴之*
1'44.045
YH
23666楽天 BOMEX 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎*
1'44.211
YH

+2

24112KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT
Guts 城内
小泉 洋史*
1'44.468
KH
2567triple a ガイヤルド RG-3
黒澤 翼
和田 久*
1'46.619
YH
2666triple a ガイヤルド RG-3
古谷 直広*
栗原 宗之
1'47.693
YH
2770ノマド・GAIKOKUYA・GT3-RS
石橋 義三
AKAZAME OYAJI*
1'47.811
YH
2831DOUBLE HEAD apr MR-SS峰尾 恭輔*
坂本 雄也
タイム抹消
MI

+1

GT300 以上予選通過

■GT 500 CLASS/予選総合
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 Qualify#2 Tire WH
112カルソニック インパル ZSブノワ・トレルイエ
星野 一樹
1'33.467R 1'33.022BS

+2

217REAL NSX
金石 勝智
金石 年弘
1'33.3511'33.671BS5
332EPSON NSXSロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
1'33.4191'33.692DL
41宝山 TOM'S SC430S脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
1'33.9861'33.766BS40
518TAKATA 童夢 NSXS道上 龍
小暮 卓史
1'33.8071'33.952BS90
638ZENT CERUMO SC430S立川 祐路
高木 虎之介
1'33.3691'33.970BS10
724WOODONE ADVAN Clarion ZSJ.P・デ・オリベイラ
荒 聖治
1'33.6901'34.215YH

+2

825ECLIPSE ADVAN SC430
土屋 武士
織戸 学
1'33.9561'34.413YH

+2

922MOTUL AUTECH ZSミハエル・クルム
松田 次生
1'33.7251'34.635BS45
106Forum Eng. SC430S片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
1'33.7631'34.636BS5
1139デンソー サード SC430
アンドレ・クート*
平中 克幸
1'34.014
BS20
1223XANAVI NISMO ZS本山 哲*
リチャード・ライアン
1'34.031
BS
13100RAYBRIG NSXSドミニク・シュワガー
細川 慎弥*
1'34.090
BS60
148ARTA NSXS伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン*
1'34.195
BS100
1535BANDAI 00 DUNLOP SC430S服部 尚貴*
ピーター・ダンブレック
1'34.215
DL

+2

163YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝*
1'34.244
BS
GT500 以上予選通過 

両クラスの上位10台は、スーパーラップにより順位を決定

□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/HK:ハンコック/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

□WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)

□スーパーラップ アタックドライバー:GT500[赤字]GT300[青字]

*=予選1回目のタイムを出したドライバー

R=コースレコード

※車名の後ろのS:シード権車両 [+]


ペナルティ

※公式予選1回目:No.31は、2007 JAF国内競技規則第7章第4条4.1)及びGTAブルテンNo.2007-030T(最低重量)違反により、公式予選1回目の全タイム抹消のペナルティを課した。

※公式予選2回目:No.66 1ドライバーは、2007 SUPER GT Sporting Regulations第3条第25条1.2)(走行可能区分)違反により、罰金2万円を課した。

※スーパーラップ:No.26は、公式通知No.8 2/2 SL手順2) (ヘッドランプ点灯)違反により、競技長訓戒のペナルティを課した。

※スーパーラップ:No.19は、2007 JAF国内競技規則第1編第7章第3条3.1.2) (最低地上高)違反により、SLタイム抹消のペナルティを課した。


*No.31は、公式予選2回目で予選通過基準タイムをクリアした。