岡山国際サーキット Round1


 2008 AUTOBACS SUPER GT 第2戦 OKAYAMA GT 300km
 練習走行 2008年4月11日(金)
 公式予選 2008年4月12日(土)
 決  勝 2008年4月13日(日)

岡山国際サーキット Round2 Practice


<< フリー走行 >>
■ 1回目(混走) 10時00分〜11時30分
天候:曇  路面状況:ウェット/ドライ  気温:12度  路面温度:15度


今回の第2戦岡山は5年に亘りSUPER GTで名勝負を繰り広げた、ウェッズスポーツセリカのラストランとなる。
そして、1998年ウェッズスポーツセリカ(ST202)でセリカのデビューランを飾った織戸選手が2008年ウェッズスポーツセリカ(ZZT231)のラストランを飾る。

昨日の雨で路面はウェットで織戸選手がスタート。
決勝日、雨の予報も出ているので、レインタイヤの皮むきをかねて、ウェットタイヤで出る。15分後、路面が乾きだし、各車ドライタイヤに交換。織戸選手はソフトタイヤを選択し、7LAP目には1分33秒045を記録し、GT300クラスのトップタイムをたたき出した。
その後、マシンセッティングの為PIT INを繰り返し、16LAP目に阿部選手と交代した。
交代した直後、赤旗中断。10分後には再開し、10LAP目には1分35秒117の自己ベストを記録した。
阿部選手は岡山のコースとGTマシンに慣れる為、15LAPのロング走行をこなした。
結果、ウェッズスポーツセリカはGT300クラス4番手で午前中を終了した。

■ 2回目(混走/占有走行) 14時00分〜15時45分
天候:晴  路面状況:ドライ  気温:18度  路面温度:29度


春らしい天気となった午後のフリー走行。
織戸選手からスタート。タイヤのチェックでコースに出る。午後の走行は阿部選手の慣熟走行となる。

6LAP目に阿部選手に交代。
順調に1分35秒台で走行し、20LAP目にはタイヤ交換と燃料補給のためPIT IN。25LAP目には自己ベストの1分33秒996を記録し、GT300クラス6番手のタイムを出したが、ギアにトラブルの予兆が出て、車を止めた。
このため赤旗中断するが、メカニックの迅速な対応で、残り時間15分のGT300クラス占有時間までにチェックは終わり、織戸選手がマシンチェックの為、コースに出た。
しかし、大事には至らない様子で、ラスト1LAPに最後のアタックを開始、1分32秒904でGT300クラストップタイムを記録したが、後方からの66号車triple a ムルシェラゴRG-1が1分32秒706を記録し、時間いっぱいのところで19号車ウェッズスポーツセリカは2番手に落ち着いてしまった。
金曜日フリー走行の総合順位はGT300クラス3番手となり、明日の予選に向け、好調な出だしとなった。

フリー走行 コメント


織戸 学
ドライバー:
織戸 学
金曜日のフリー走行は始めは雨が残っていたが、予定していたメニューは順調に消化できた。
結果としてもクラス3番手のタイムで終えることができ、明日に向けて好調なスタートになったと思います。

阿部 翼
ドライバー:
阿部 翼
金曜日はコース、マシンに慣れるためにロング走行することができ、タイム的にも織戸選手に近づくタイムを出せました。
この調子で、良い結果を出せるように頑張りたいと思います。

坂東 正敬
監督:
坂東 正敬
全て順調です。
セリカも最後と言うことで、ものすごく頑張ってくれました。
明日、あさって、何かが起きると信じています。期待してください。


岡山国際サーキット Round2 Qualifying Certifications


■公式予選結果

予選1回目:11位  1分32秒645
スーパーラップ:---
予選総合:11位  1分32秒645

■開催日:2008年4月12日

天 候:晴
観客動員数:予選 15,000人
監督:坂東 正敬
■コース:岡山国際サーキット
(全長3.703km))
路面コンディション:ドライ
車 名:ウエッズスポーツセリカ
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:織戸学 / 阿部翼
チーム:WedsSportRacingTeam with BANDOH

<< 公式予選 >>
■1回目 10時00分〜10時20分(GT300)
     10時40分〜11時00分(混走)
天候:晴  路面状況:ドライ  気温:15度  路面温度:23度


□GT300占有走行
織戸選手がアタックを担当。1アタックで、3LAP目に1分32秒645を記録し、予選3番手のタイムを出して阿部選手に交代。
阿部選手も3LAP目には1分33秒537を記録。昨日のベストタイムを二人とも上回った。しかし、昨日のフリー走行で全ての力を出していなかった伏兵チームがあり、GT300クラスの予選終了後には12番手に落ち着いてしまった。

□混走
12番手で終わってしまった、占有走行だったが、スーパーラップ進出をかけ、織戸選手がNEWタイヤでアタックを開始、4LAP目には1分32秒559を記録したが、混走でのタイムアタックは1ポジションアップの12番手が精一杯で、織戸選手は渾身のアタックをするためPITIN。
フロントのみタイヤを交換し、フロントのセッティングを変え、残り3分のところでスタート。ラスト1LAPに賭けアタックに挑むが、混走の為、クリアラップが取れず1分34秒500で予選が終了した。

66号車ムルシェラゴがペナルティの為、降格。19号車ウェッズスポーツセリカは11番手で決勝当日のグリッドは6列目に決定した。

■2回目 GT300クラス占有14時00分〜14時15分
天候:晴  路面状況:ドライ  気温:21度  路面温度:32度


スーパーラップ進出にはならなかったものの、決勝に向け織戸選手が最終セッティングに挑む。
セッティング確認の為、2LAP走行し阿部選手に交代、8LAPを走行し、予選2回目が終了した。


予選 コメント


織戸 学
ドライバー:
織戸 学
今日は一言で言うと「残念です」
大きなミスは無かったのですが、思ったよりも他の車が頑張っていたので結果的には11番手ですが、気持ちを切り替えてセリカのラストランを飾りたいと思います。

阿部 翼
ドライバー:
阿部 翼
今回は前回の鈴鹿よりも織戸選手とのタイム差が少なくなり、良い流れで終えることができました。
乗っていて違和感を感じた事が一点あったんです。それは、ブレーキのストロークが長かったことです。パッドが消耗してブレーキの効きがいまいちだから、制動距離が伸びたと思っていました。
ピットに帰り、とくにコメントもしなかったんですが、後からブレーキにエアが入っていることを知り、もっとタイムが縮まることが分かったので次回の予選が楽しみです。

坂東 正敬
監督:
坂東 正敬
ミスはなかった。セリカとドライバーは一生懸命頑張ってくれました。
ただ、金曜日3番手、本日11番手で他のチームの引き出しの多さにもびっくりしました。もっとたくさんの戦略を立てられるチーム作りを目指します。


予選総合


GT300クラス/予選総合
□1回目:2007-04-12|天候:晴|コース:ドライ
□スーパーラップ/2回目:2006-04-12|天候:晴|コース:ドライ
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 SuperLap Tire WH
143ARTA Garaiyas新田 守男
高木 真一
1'31.9911'31.796MI
246MOLAレオパレスZs星野 一樹
安田 裕信
1'31.7671'32.196MI
311JIMCENTER DIXCEL ADVAN F430田中 哲也
植田 正幸
1'32.2841'32.211YH

+1

481ダイシン ADVAN Z青木 孝行
藤井 誠暢
1'32.0221'32.238YH10
562WILLCOM ADVAN VEMAC 408Rs黒澤 治樹
密山 祥吾
1'32.0611'32.507YH
631DOUBLEHEAD avex apr MR-S峰尾 恭輔
坂本 雄也
1'32.3091'32.791MI

+1

72プリヴェKENZOアセット・紫電s高橋 一穂
加藤 寛規
1'32.1941'33.003YH40
826ユンケルパワータイサンポルシェs谷口 信輝
山路 慎一
1'32.4831'33.013YH20
94EBBRO UEMATSU 320Rs阪口 良平
松下 昌揮
1'32.4081'33.286YH

+1

1077クスコDUNLOPスバルインプレッサ山野 哲也
佐々木 孝太
1'32.227タイム抹消DL
1119ウェッズスポーツセリカs織戸 学*
阿部 翼
1'32.559
YH

+1

12110KUMHO BOXSTER-GTs光貞 秀俊*
池田 大祐
1'32.724
KH

+1

137ORC雨宮SGC-7井入 宏之*
折目 遼
1'33.046
YH55
145プロμ マッハ号 320R玉中 哲二*
山野 直也
1'33.110
YH

+1

1595ライトニング マックィーン apr MR-Ss平手 晃平*
国本 京佑
1'33.287
MI

+1

1633HANKOOK PORSCHE木下 みつひろ*
影山 正美
1'33.695
HK

+1

1788triple a ガイヤルドRG-3s松田 秀士
古谷 直広*
1'34.130
YH
1870外車の外国屋&LMPポルシェ赤鮫オヤジ
山岸 大*
1'34.218
YH

+1

19111ARKTECH BOXSTER-GT小泉 洋史
黒澤 翼*
1'34.649
KH

+1

2087アクティオガイヤルドRG-3和田 久*
栗原 宗之
1'35.102
YH
21666楽天 BOMEX 320R周防 彰悟
山下 潤一郎*
1'36.374
KH

+1

2266triple a ムルシエラゴRG-1山西 康司
余郷 敦
タイム抹消
YH
GT300 以上予選通過

52GREEN TEC KUMHO IS350黒澤 琢弥
井口 卓人
出走せず
KH

 
■GT 500 CLASS/予選総合
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 SuperLap Tire WH
123XANAVI NISMO GT-Rs本山 哲
ブノワ・トレルイエ
1'23.7511'23.517BS55
21ARTA NSXsラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
1'23.7061'23.815BS
312カルソニック IMPUL GT-Rs松田 次生
セバスチャン・フィリップ
1'23.6451'23.907BS
43YellowHat YMS TOMICA GT-Rsロニー・クインタレッリ
横溝 直輝
1'23.7181'24.012BS
518TAKATA 童夢 NSXs道上 龍
小暮 卓史
1'24.1141'24.103BS
622MOTUL AUTECH GT-Rsミハエル・クルム
柳田 真孝
1'23.8221'24.210BS40
7100RAYBRIG NSXs井出 有治
細川 慎弥
1'24.1791'24.596BS

+1

832EPSON NSXsロイック・デュバル
平中 克幸
1'24.1511'24.651DL
917REAL NSX金石 勝智
金石 年弘
1'23.9521'24.677BS

+1

1036PETRONAS TOM'S SC430s脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
1'24.5041'24.822BS20
116ENEOS SC430s伊藤 大輔*
ビヨン・ビルドハイム
1'24.732
BS

+1

1238ZENT CERUMO SC430s立川 祐路*
リチャード・ライアン
1'24.820
BS10
1335宝山 KRAFT SC430ピーター・ダンブレック
片岡 龍也*
1'25.111
BS
1424WOODONE ADVAN Clarion GT-RsJ.P・デ・オリベイラ*
荒  聖治
1'25.197
YH
1539DENSO DUNLOP SARD SC430高木 虎之介
アンドレ・クート*
1'25.570
DL

+1

1625ECLIPSE ADVAN SC430土屋 武士*
石浦 宏明
1'25.580
YH

+1

GT500 以上予選通過

両クラスの上位10台は、スーパーラップにより順位を決定

タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/HK:ハンコック/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)

スーパーラップ アタックドライバー:GT500[赤字]GT300[青字]

*=予選1回目のタイムを出したドライバー

車名の後ろのS:シード権車両=シード権車両は、全ての参加条件が満たされている限り決勝レースへの出場が保証される。

No.66は、公式予選2回目に予選通過基準タイムをクリア


公式予選1回目

No.66 国内競技車両規則 第7章 JAF-GT300 5.3.1.2(エアリストリクター径)違反により、公式予選1回目の記録を抹消。

公式予選2回目

No.7 折目選手 2008 SUPER GT Sporting Regulations 第3章 第28条 14.c.(追越行為妨害)により、訓戒及び罰金3万円を課す。

SUPER LAP

No.77 国内競技車両規則 第7章 JAF-GT300 第3章 3.1.2) (最低地上高)違反により、SUPER LAPの記録を抹消。